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ディスク容量の使用と保持

スナップショットを作成する、DR による保護が有効になっている everRun システムは、大容量のコンテナを必要とします。ボリューム コンテナのサイズは、主に、スナップショットの対象期間中にボリュームに書き込まれるデータの量によって決まります。この量はアプリケーションおよび RPO の値によって異なります。

DR で保持されるスナップショットが 10 個以下で、ユーザが作成する追加のスナップショットが 3 個という一般的なケースの場合:

 ボリューム コンテナのおおよそのサイズを計算するには、次の式を使用します。

ボリューム コンテナのサイズ = 2 * ボリューム サイズ + [(保持するスナップショット数 + 1) * スナップショットのサイズ]
: ここで保持するスナップショット数は、DR 保護を有効化するときに [保持するスナップショットの最大数] に指定する値です。詳細については、「仮想マシンのディザスタ リカバリによる保護を有効化する」を参照してください。

上記の式を使用する前に、スナップショットのサイズを計算する必要があります。

  1. ピークの営業時間中は、(ターゲット RPO) / 2 の間隔でプライマリ VM のスナップショットを 4 つ以上作成します。たとえば、RPO が 2 時間に設定されている場合、ソフトウェアは 1 時間ごとにスナップショットを作成します。
  2. 次に、VM の各ボリュームについてそのボリューム コンテナの内容を確認します。
    1. 最初のボリューム スナップショットは無視します。
    2. 残りのボリューム スナップショットのうち、サイズが最も大きい 3 つのボリューム スナップショットの平均を求めます。この平均値を "スナップショットのサイズ" にします。

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