Stratus One View コンソールの初期 IP アドレスを取得・設定して、Web ブラウザから初めて One View コンソールにアクセスするために使用する初期 IP アドレスを決定します。
One View アプライアンス、または仮想マシン (VM) は、通常は動的ホスト構成プロトコル (DHCP) を使用してその初期 IP アドレスを設定します。お使いの環境で DHCP がサポートされている場合、以下の最初の手順に従い One View アプライアンスのコンソールにログオンして初期 IP アドレスを取得します。後日、One View コンソールにログオンする際に静的な IP アドレスを設定できます。
お使いの環境に DHCP サーバがない場合には、2 番目の手順に従い、コマンド ラインを使って手動で静的な IP アドレスおよびその他のネットワーク設定を指定します。
この 2 つの手順では everRun システム上の One View アプライアンスのゲスト オペレーティング システムにアクセスする方法を説明していますが、Avance ユニットや VirtualBox システムの VM コンソールでも同様の手順を実行できます。
One View コンソールの DHCP による初期 IP アドレスを取得するには
コマンド プロンプトで「multisite network --display」を実行して、出力された IP アドレスを記録します。次の例では、IP アドレスが 10.71.160.53 になっています。
お使いの環境に DHCP サーバがない場合、One View アプライアンスのコマンド ラインで multisite network コマンドを使用して初期のネットワーク設定を指定します。コマンド オプションを表示するには、「multisite network --help」を実行します。
次の手順は、通常必要となるネットワーク設定を構成する例を示します。お使いの環境に適したネットワーク設定がわからない場合には、担当のネットワーク管理者に問い合わせてください。
One View コンソールの静的 IP アドレスおよびネットワーク設定を手動で構成するには
[コンソール] をクリックして One View アプライアンス コンソール ウィンドウを開きます。コンソールが空白の場合、コンソール ウィンドウをクリックして任意のキーを押し、スクリーン セーバーを無効にします。
コマンド プロンプトで、multisite network コマンドを次の形式で入力します。
たとえば、10.71.160.53 の IP アドレスとその他のネットワーク設定を構成するには、次を入力します。
# multisite network --ip=10.71.160.53 --mask=255.255.0.0
--gateway=10.71.160.1 --dns1=10.68.40.9 --dns2=10.68.40.10
ARPING 10.71.160.53 from 0.0.0.0 eth0
Duplicate:False
「multisite network --display」コマンドを実行して、新しいネットワーク設定を確認します。たとえば、前の手順で指定した設定を表示するには、次を入力します。
# multisite network --display
Network Information:
ip=10.71.160.53 cidr=16 dns=10.68.40.9 dns=10.68.40.10 gateway=10.71.160.1 bootproto=static
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