Stratus One View コンソールの構成のバックアップ、定期的なバックアップの有効化、またはバックアップの開始を行ったり、既存のバックアップ ファイルからコンソールの構成設定を復元できます。One View では、.tgz ファイル形式のバックアップが作成されます。
バックアップ関連の手順を開始するには、マストヘッドの [設定] にある [バックアップ] をクリックします。[バックアップ] ページに、[バックアップの設定] と [バックアップからリストア] の 2 つのパネルが表示されます。
One View の設定の定期的なバックアップを有効化したり、バックアップを開始するには
ドロップダウン ボックスで次の値を指定します。
[保存] をクリックして指定した値を保存するか、[リセット] をクリックして値をクリアします。
コンソールの設定を既存のバックアップ ファイルから復元するには
One View がクラッシュしたり失われた場合に One View バックアップを確実に利用できるようにするには、セキュア コピー (SCP) ユーティリティを使用してバックアップ ファイルを One View VM のゲスト オペレーティング システムから別のシステムに定期的にコピーする必要があります。One View VM で実行される CentOS ゲスト オペレーティング システムでは既に SCP がサポートされていますが、場合によっては SCP 接続を確立するためリモート管理システムに追加のソフトウェアをダウンロードする必要があります。
多くの Linux および UNIX システムには標準の SCP ユーティリティが既にインストールされていて、デフォルトで有効になっています。これらのユーティリティの使用方法については、scp(1) を参照してください。
次に示すのは One View VM にログオンしてバックアップ ファイルをリモートの Linux ベース システムとの間で転送する方法です。ただし、SCP 接続をリモート システムから開始して異なるコマンドを使用することもできます。
バックアップ ファイルを Linux または UNIX ベース システムに転送するには
この手順は、保管用として別のシステム (たとえば任意の everRun システムにある物理マシン) にファイルをコピーする目的でバックアップ ファイルを作成した後で実行します。
scp コマンドを次の形式で使用して、リモート システムにファイルを転送します。
たとえば、ファイルをリモート システム ocean.xyz.com の /home/admin ディレクトリに転送する場合は次のようにします。
バックアップ ファイルを Linux または UNIX ベース システムから One View VM に転送するには
この手順は、復元操作のためにリモート システムから One View VM に転送する際に実行します。
scp コマンドを次の形式で使用して、One View VM にファイルを転送します。
たとえば、ファイルをリモート システム ocean.xyz.com から One View VM の /home/admin ディレクトリに転送する場合は次のようにします。
Windows 管理 PC から One View VM に接続するには、オープンソース SSH クライアントのスイートである PuTTY を次からダウンロードして使用します。
http://www.chiark.greenend.org.uk/~sgtatham/putty/download.html
PuTTY に含まれている pscp.exe というコマンドライン ユーティリティを使用して、One View VM から管理 PC にセキュアな方法でファイルを転送できます。
グラフィカル ユーザ インタフェースでセキュア コピー (SCP) クライアントを使用したい場合、次のオープンソース WinSCP ユーティリティを使用することもできます。
http://winscp.net/eng/index.php
ファイルの転送手順は使用するユーティリティによって異なります。詳細については、SCP ユーティリティのマニュアルを参照してください。
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